パリで最も有名な日本人! レ・ロマネスク、衣装は奇抜でも実は…
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J-WAVEで放送中の番組「TRUME TIME AND TIDE」(ナビゲーター:市川紗椰)。2月17日(土)のオンエアでは、レ・ロマネスクのボーカル・TOBIさんがゲストに登場。結成のきっかけを伺いました。
■パリで一番有名な日本人!? インパクト大なファッション
2000年にパリで結成された日本人ポップデュオ、レ・ロマネスク。テレビのパフォーマンスがYouTubeにアップされるやいなや、再生回数がフランスで1位、世界で4位を記録。一躍その名を轟かせ、“パリで一番有名な日本人”といわれています。
レ・ロマネスクをまだご存知ない方は、ぜひ検索してビジュアルをチェックしてみてください。インパクト大です。市川は漫画『ベルサイユのばら』にたとえましたが、TOBIさんいわく、グラムロックのイメージとのこと。
現在は東京で活動していますが、2000年~2011年まではフランスに在住。どういう経緯でレ・ロマネスクを結成したのでしょうか。
TOBI:東京でサラリーマンをしていて、いろいろあって逃げるようにパリへ行って。パリでは日本人向けのフリーペーパーを作っている編集部でアルバイトをして。そこで「日本人パフォーマー急募」っていう広告を打ったんですが応募が来なかったらしくて、「責任取っておまえが出ろ」と。それでステージに出ることになったんです。
そのステージはフランス人に向けた日本語学校の秋祭りだったそう。TOBIさんは、1人では恥ずかしいので、MIYAさんを「後ろに立ってるだけでいいから。ユラユラしているだけでいい」と口説き、2人組としてステージに立ちました。1回限りのつもりだったそうですが、当時からすでに現在のスタイルに近いファッションだったこともあって、「すごくおもしろい!」「変な外国人がいる!」と評判になり、活動を継続することに。
■実は「注目されて気絶」するほど恥ずかしがり屋
一度見たら忘れられない服装ですが、TOBIさんいわく「ものすごい恥ずかしがり屋で、人前で話しができなかった」。子どもの頃は、少年野球でバッターボックスに立ったときに、周りから注目されることを意識しすぎて、気絶してしまったくらいだそう。ステージに立つときは、ド派手な衣装を着ることによって別人格になっている、と話します。「あの格好で出るのは恥ずかしいのかと思ったら、逆なんですね」と納得する市川。
その後、デュオとしてオファーがくるようになり、2年目からアーティストビザをとって活動。仕事内容も変わったものが多かったといいます。
TOBI:変な外国人として『キャー!』と言うだけの仕事や、朝の番組の後ろを通りすぎる、みたいな面白いものがいろいろあって、なかなか仕事がなくならず、日本に帰ってくるのが遅れてしまったんです(笑)。
レ・ロマネスクは、ビジュアルもさることながら、音楽もインパクト大です! 代表曲「祝っていた」は、相手を“呪う”つもりが、漢字を間違えて“祝っていた”という内容で、 誰も傷つかないとってもハッピーな曲なので、ぜひチェックしてみてください!
【番組情報】
番組名:「TRUME TIME AND TIDE」
放送日時:毎週土曜21時-21時54分
放送局:J-WAVE(81.3FM)